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  • 2017.02.20 Monday
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もっと知りたい!「パーティーの歴史」【第1回】「シリーズのあゆみvol.1 〜 vol.19」

JUGEMテーマ:グルメ



7/1開催のプティ・セナクルの人気講座、
グルメレクチャー「パーティーの歴史」は、数えることなんと20回目!




■<パーティーの歴史 Vol.20
 『名画の食卓を読み解く』 出版記念レクチャー
パリ黄金時代 カフェとレストラン〜アートと文学誕生の原点 >
■講師 大原千晴
■日時 7/1(日) 
   【受付開始】10時15分 *時間厳守でお願いします
【開演】10時半〜13時
■会場 帝国ホテル17階 インペリアルラウンジ「アクア」  http://www.imperialhotel.co.jp/j/ 
■定員 20名
■単発の受講料 会員:10,500円 一般:11,500円  (料理、飲み物付き)
■どなたでも受講いただけます。

■お申込み・お問合せ
カルチャーサロン「プティ・セナクル」
http://www.antiqueeducation.com/





 
『名画の食卓を読み解く』(大原千晴:著、大修館書店)出版のきっかけでもあるこの講座を、

さまざまな角度から掘り下げる特別企画。

今回は、基礎編(?)として
「シリーズのあゆみvol.1 〜 vol.19」
を一覧にまとめました。





<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.19「ロートレックと印象派の画家の食卓」at ブラッスリー・オザミ(丸の内)



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.18「シャネル、ピカソ、コクトー・・・トラン・ブルー時代 夢のリヴィエラの食卓」at ギャラリーリブレ



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.17「世界屈指の高級ホテル『リッツ・パリ』 天才料理人誕生のひみつ」at ラ ブラッスリー(帝国ホテル)



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.16「ファーストレディの華麗なる策略 ジャクリーヌ・ケネディーのもてなし術」at JET STREAM



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.15「カトリーヌ・ド・メディティスVSディアーヌ・ド・ポアチエ」at BENOIT(青山)



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.14「「パーティの歴史vol.14〜味わい学ぶ、アール・デコ時代の画家の食卓」」at BENOIT(青山)



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.13「19世紀末 ロンドンディナーパーティの世界」at BENOIT(青山)



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.12「19世紀パリ  花開くレストラン文化」


<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.11「パイレーツ・オブ・カリビアンの食卓」



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.10「月の満ち欠け豊穣の食卓」



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.9「オランダ絵画の食卓」



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.8「チョコレートの歴史〜ショコラを愛した姫君たち」



<レポート>パーティーの歴史シリーズ
vol.7「カトリーヌ・ド・メディシスの食宴」



<レポート>パーティの歴史シリーズ
vol.6「イザベラ・デステの食卓」




vol.1 〜5はブログ開始以前に行われたため、タイトルのみのご紹介です。



vol.5「英雄シーザーの食宴」

vol.4「アフタヌーンティー」

vol.3「イングランド王ヘンリー八世の食卓」

vol.2「中世修道院のハーブと薬草酒」

vol.1「イタリアルネッサンスのイスラミックパーティー」




グルメレクチャーが紹介されているページ

大原千晴先生HP「英国骨董おおはら」




パーティの歴史19回目 トゥールーズ・ロートレックの食卓



 ちょっと前になりますが、先週末はプティ・セナクルの人気レクチャー「パーティの歴史」の授業がありました。
講師は、ご存知、骨董おおはらの大原千晴先生です。






南西フランスは、ワインやフォアグラをはじめとしたフランスの美味しい素材の宝庫です。
この地方の貴族の出であるロートレックは、とってもグルメだったそう。
又、彼の父親は狩りの名手でもあり、子供時代からジビエとも親しんでいたそうです。

そんなロートレックはパリに出てからも友人を招いて自ら料理をしてもてなしました。
そのときは、お母さんに「ワインは自分で瓶づめするから樽で送ってね」と連絡して・・・。
どうやら、お母さんの実家はボルドーでも有名なワインの生産者でもあったそうなのです。

そんなわけで、当日のメニューはブラッスリ・オザミの羽立シェフが自ら狩猟で射止めたカルガモをメインに、前菜はピンクのにんにくで有名な町、ロートレックにちなんで、エスカルゴ。
デザートは1/6のエピファニーのお祭りにさきがけて、フェーブ(昔は本当の空豆を用いていました)が入ったガレット・ド・ロワをいただき、フェーブがあたった方にはわたしからデンマークのクリスマスオーナメントをプレゼントしました。





わたしのピアノの先生でもある山本ルミ子先生のエリック・サティーやドビッシーといったベルエポックのパリの音楽も素敵で、とってもパリっぽいひとときでした。

その日の夕方は、実はわたし自身のピアノの発表会でもありました。
わたしはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の「誰も眠らない」と「マダム・バタフライ」の「ある晴れた日に」を演奏しました。この日はパトリックさんの訃報を聞いて間もなかったので天国のパトリックに聴いてもらおうといつも以上に心を込めて弾きました。
だって、ピアノを再開したのもロワールのシャトーで、音楽演奏、ダンスと人生を謳歌する彼らをみたのがきっかけでしたから・・・。


同じく、教室の生徒さんでプティ・セナクルの修学旅行にも参加してくださった田岡さんも
ショパンの難曲「軍隊ポロネーズ」をゴージャスに弾いていました。

文化的なお話と美味しい御料理、そして、ピアノ演奏。
忙しかったけど、心が充実感で満たされた一日でした。

ブラッスリー・AUXAMIS
千代田区丸の内3−3−1 電話03−6212−1566







グルメレクチャー<パーティーの歴史 Vol.19 「ロートレックと印象派の画家の食卓」 >


大原千晴先生の人気講座の開催が近づいてきました。
ベルエポック時代のモンマルトルを彷彿させる丸の内の「ブラッスリー・オザミ」が、
今回の「プティ・セナクル パーティーの歴史」レクチャーの会場です。
ピアニスト、山本ルミ子さんが奏でるサティー、ドビッシー、等、当時の音楽とシャンパンで
師走のひとときをみなさんと御一緒に楽しみたいとおもっています。


プティ・セナクル代表 石澤季里
http://www.antiqueeducation.com/

 
左:アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック Henri de Toulouse-Lautrec
(1864年11月24日 - 1901年9月9日)
右:ポスター『ムーラン・ルージュのラ・グーリュ』 Moulin Rouge - La Goulue
(1894年)


<パーティーの歴史 Vol.19 「ロートレックと印象派の画家の食卓」 >



文:食文化ヒストリアン 大原千晴

 ロートレックにとっては、絵画も料理も、結局は同じことだったのではないでしょうか。そのどちらにおいても、自分自身を表現し、これ!と思われ独創的な世界を目指して徹底的に努力する。時に行き過ぎるほどの探究心。情熱と精神の集中。鋭敏な感性と、その感性を満足させるものを産み出すことのできる「腕」を持って生まれた者だけが実現できた世界が、ここにはあります。

  わずか36年と9ヶ月少々という短い生涯。それにもかかわらず、果てしのない創造欲から生み出された作品の数が厖大であることは、よく知られています。料理についても同じです。数えきれないほどの宴席を自ら主宰して多くの人々を招き、様々な独創的な料理を自らの手で作り出しています。では、それはどのような料理だったのか。


アトリエでの宴席のために手書きしたメニューの絵(ロートレック)


  味覚の基礎は誰しも、子供時代から二十歳前後までに作り上げられます。ロートレックの故郷は、フランス南西部。その中心都市で、自身の家名にもなっているツールーズにほど近い、小さな町アルビです。そこに建つ、古い歴史を誇る砦のような武骨な貴族の館、これがロートレックの味覚の出発点です。

  所領をもつ貴族の館は、自給自足が基本です。自家の所領でとれる野菜、穀物そして果実。専用の牧場で育てられた家畜からの食肉と自家製の乳製品。さらに貴族の特権としての狩で獲れる、野鳥やイノシシや野ウサギの類。そしてワインとアルマニャックに代表されるブランデーなどの酒類。フォアグラを含め、こうした自家製の素材を使って作られた、ツールーズという地方色の濃い、たっぷりとした濃厚な料理。これがロートレック一生の味覚の基礎となっています。
 
 南西フランスですからガーリックは欠かせません。大作家アレクサンドル・デュマにならって、28種のハーブを使いこなし、とりわけ好んだナツメグは、食卓で削り下ろして様々な料理や飲み物に振りかけたと言われます。海の幸ならオマール海老。味の分かる親しき友には、ハトとオリーブを使った特別な料理。デザートは、ウィスキー入りのイチゴのグラタンをソーテルヌ(白のデザートワイン)で、という凝りようです。


晩年母のワイナリーでくつろぐルノワールと母親
 

 貴族出身とはいうものの、駆け出し時代は他の画家たちと同様、お金に追われる日々を送っています。ようやくモンマルトルにアトリエを構えてからも、ひっきりなしに母親に手紙を書き送り、あれやこれやを送ってほしいと泣きついています。その一例を挙げてみると、母が経営していたワイナリーからワインはもちろん、トリュフ、季節の野鳥、肥育鳥など。驚くのは「フォアグラの壺を早急に 12個送ってほしい」とか、「ワインはひと樽(約250リットル)をそのまま送ってもらえば、こちらで瓶詰めするから...」というような途方もないことを訴えていること。料理人の手紙かと勘違いするほどの情熱です。
 
 そして、ロートッレックといえば、命を縮めるほどに好きだったお酒です。プロのバーテンダー顔負けの手さばきでシェイカーを振り、実に様々なカクテルを考案してお客を驚かせています。なかでも、グラス越しに各種リキュールが七色の層を為す「虹のカクテル」でもてなしたことが知られています。食卓で水を飲む人を軽蔑し、それを明言する意味で、食卓には必ず水を一杯にしたデカンタが置かれ、そこに金魚を泳がせていたというユーモアと皮肉。そんな途方もない、面白いエピソードが一杯のロートッレクの世界。当時大きく発展しつつあったレアール中央市場、モンマルトルの夜の世界についても、お話し致します。


「ムーラン・ギャレット」(ルノワール)


  ところで、このロートレックと同時代を生きながら、対照的な世界に生きていたのが、画家ルノワールです。その健康的な、昼の明るい世界と対比させることで、世紀末パリ文化の面白さと凄さを、皆様にお伝えしてみたいと思っています。
 
 「美術史からの視点」ではなく、お料理と食材の背景を歴史的に解き明かす「食文化史の視点」を、おいしい食事と共に、お楽しみください。当日は、ロートレックのレシピにちなんだ、特別メニューをご用意する予定です。どうぞお楽しみに。


■<パーティーの歴史 Vol.19 「ロートレックと印象派の画家の食卓」 >
■講師 大原千晴
■日時 12/11(日) 11時半〜15時
   【開場】 9時40分
   【開演】10時〜13時 (通常より30分早いのでご注意ください)
**エリック・サティー作曲のピアノ曲生演奏とともに皆さんをお迎えします。
■会場 丸の内 「ブラッスリー・オザミ」  http://www.auxamis.com/brasserie/
■定員 20名
■単発の受講料 10,000円  (フランス料理フルコース、シャンパン代込み)
■どなたでも受講いただけます。

■お申込み・お問合せ
カルチャーサロン「プティ・セナクル」
http://www.antiqueeducation.com/




大原千晴(おおはら ちはる)
英国骨董おおはら」店主。西洋アンティーク協会会長。料理研究家の母上がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で英国骨董に開眼し、'91年「英国骨董おおはら」を開業。1年のうち3ヶ月はイギリスを中心に、ヨーロッパの美しい銀器を探す生活を続けている。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)。また、主婦の友社「Bon Chic」、大修館書店「英語教育」等でも連載中。



写真はイメージです。



グルメレクチャー<パーティーの歴史 Vol.19 「ロートレックと印象派の画家の食卓」 >

JUGEMテーマ:グルメ



 

■単発クラス グルメレクチャー

<パーティーの歴史 Vol.19 「ロートレックと印象派の画家の食卓」>

講師:大原千晴

Henri Toulouse-Lautrec (1864-1901): Moulin Rouge - La Goulue


南仏の貴族出身の画家ロートレックは、1886年頃からモンマルトルに居を定め「魔の酒アブサン」で体を壊して36年の短い生涯を終えるまで、この街をテーマに、踊り子、舞台芸人、そして娼婦たちの世界を描き続けます。ルノアール、モネ、セザンヌといった印象派の画家たちが活躍したベル・エポックの時代のレストラン、カフェ、キャバレー、そして、レアール市場…。丸の内三菱一号館美術館で開催される話題の「ロートレック展」に登場するパリの食世界の面白さを当時の逸話とお料理とともに皆様にお届けします。 。

■日時 12/11(日) 11時半〜15時
 
   【開場】  9時40分
   【開演】10時〜13時 (通常より30分早いのでご注意ください)
 **エリック・サティー作曲のピアノ曲生演奏とともに皆さんをお迎えします。

■会場 丸の内 「ブラッスリー・オザミ」  http://www.auxamis.com/brasserie/
■定員 20名
■単発の受講料 10,000円 or チケット2枚+2,000円
           (フランス料理フルコース、シャンパン代込み)
■どなたでも受講いただけます。

詳しいお申込手順はこちら
http://www.antiqueeducation.com/tejun.html


大原千晴(おおはら ちはる)
英国骨董おおはら」店主。西洋アンティーク協会会長。料理研究家の母上がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で英国骨董に開眼し、'91年「英国骨董おおはら」を開業。1年のうち3ヶ月はイギリスを中心に、ヨーロッパの美しい銀器を探す生活を続けている。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)。また、主婦の友社「Bon Chic」、大修館書店「英語教育」等でも連載中。

■お申込み・お問合せ
カルチャーサロン「プティ・セナクル」
http://www.antiqueeducation.com/

ダイナースクラブ フランスレストランウイーク

 昨日、今日、とレストランウイークで大変リーズナブルに食べる事のできるフランス料理を食べてきました。

昨日は、経堂の行きつけフレンチ「ブラッスリー・パラディ」。
前菜の盛り合わせからはじまり、冷製スープ、とっても柔らかでジューシーな牛ヒレ肉のステーキ、そして、デザートまで、どれも大変美味でした。
クレモン・ロワール、そして、南仏のオーガニックの赤ワイン、ボルドーの赤とつづき、みんな夢心地。

御一緒したアラン・デュカスグループの藤澤嬢は、なんと、今週5食目のフレンチとかで。
健啖家ぶりを発揮しています!さすが〜。





今日は、今日とて、グルメレクチャーの下見をかねて、
大原千晴先生と東京駅丸の内の「レゾナンス」にいってきました。

大きな窓から秋晴れの太陽が燦々と降り注ぎ、高い天井もとっても気持ちのよいレストランです。
ここは、旬の素材の味を生かした軽やかなフレンチが魅力。
また、授業のあとには三菱一号館の「ロ−トレック」展も観に行ける絶好のロケーションということもあり、
次回、12/11(日)の大原千晴先生の「パーティの歴史」はここにしよっかなとほぼ、気持ちが固まっています。
ロートレックが集ったモンマルトルのキャバレーは、娯楽とグルメ心を満たした場所。
「レゾナンス」は、ライブハウス「コットンクラブ」に隣接したレストランということも
今回の会場候補にした理由なのです。

あとは、シェフとの打ち合わせで決まりますので、決定次第ご報告しますね。

それにしても、本日、とっても偶然だったのは、
わたしたちのすぐお隣がプティ・セナクルの生徒さんお二人のテーブルだったことです。

こんな奇遇なこともあるんですね!!

ブラッスリー・パラディ
世田谷区経堂2−3−7
www.brasserie-paradis.com

レストラン・ウイーク
www.francerestaurantweek.com


「パーティの歴史 vol.18 天才料理人エスコフィエ誕生のひみつ」

 先週出張で北海道に行ってきました。東京はあいにくの雨模様だったようですが、あちらは快晴。久しぶりにリフレッシュして土曜日の夜中に戻り、昨日は、朝から7年目になるプティ・セナクルの人気講座「グルメ・レクチャー」を開催しました。



今回も大原先生の軽妙なトークが炸裂。
高級ホテルがあるのは、なによりそこに集う「一流のお客」がいるからなのだそう。
リッツ・ホテルが花のパリで新しかったのは、「日の沈まぬ国」といわれ、産業革命や植民地獲得で桁外れのお金持ち達がいた、イギリスのサヴォイホテルのいたれりつくせりの高級なサーヴィスをパリに持ち込んだことだったそう。





そこで納得!
私、なんぞが、出張でただ泊まるだけならある程度広い部屋で、清潔。そこそこ美味しい料理を出すホテルであればいいけど、観劇や旅のための電車のチケットを取ってほしいとか、あそこのレストランを予約してほしいとか、日頃秘書や召使いに任せている仕事をすべてまかなおうと思ったら、やはり一流のコンセルジュいる「一流ホテル」が必要だものね。

また、リッツ・パリは世紀末に注目された女性をもてなすための店やメニュー作りにこだわったのだそう。
現在でも、高級レストランのランチはマダムたちが占領している。
100年たって、歴史は繰り返されているのですね。

また、料理人にさまざまな「権利」をあたえた貢献も見逃せません。

この講座では、お料理も大事なキーポイント。
この日のために、日本、エスコフィエコンクール第二回目の優勝者、「ラ・ブラスリー」の能勢シェフが考えてくれたのが以下のメニューです。


*南仏出身のエスコフィエにささげるオマージュ、ニース風サラダ2011年春夏ヴァージョン


*すずきのカフェ・ド・パリ風


*本当に柔らかい〜、とろける和牛テール肉のクレピネット・なめらかなポム・ピュレと一緒に


*ピーチ・メルバ〜ベルギーのオペラ歌手、メルバさんのためにエスコフィエが発明したデザート

基本はおさえながらも、目に斬新な素直に美味しい!と感じるお料理の数々。
さすが、「一流ホテル」の味と感激しました。

お客様は、料理研究家の上野万梨子さん、はじめ、お料理の先生やテーブルデコレーターの先生。また、今回は被災した宮城から気分転換にいらしてくださった生徒さんもいて、華やかなマダムがたくさんです。皆さん楽しく学んでくださった様子で安心しました。

大原先生は6/16の深夜1時からNHKラジオ第一の「ラジオ深夜便」に出演して英国シルバーのお話もなさるそうです!

乗りに乗ってる大原先生。次回は、何をお話していただきましょうかね!!







英国骨董おおはらの大原先生からお手紙が届きました「 魅力一杯の男、料理人エスコフィエ」

 

魅力一杯の男、料理人エスコフィエ


「この男は面白い!」次回グルメ・レクチャーの準備を始めてすぐ
に、そう感じました。では、その主人公エスコフィエ
(1846-1935)とはいったい、何者か。「一流シェフ」とてもそん
な言葉では収まらない「男の中の男」です。自ら進んで未来を切り
開く勇気と積極性。苦労を楽しさに変える機知の豊かさ。友人を大
切にする誠意と思いやり。ちょっと出来過ぎじゃないかと思うほど
です。南仏の寒村生まれの一フランス人として、普仏戦争では兵役
につき、プロシア(ドイツ)軍の捕虜になる。捕虜という厳しい環
境にあっても食材確保に走り回り、工夫に工夫を重ねておいしい料
理を作って、気の落ち込んだ兵隊仲間を元気づける。もし今、こん
な男が福島や三陸の避難所にいたならば、と願いたくなる働きぶり
です。

常に「今何をなすべきか」を本能的に察知して実行する、仕事の鬼
です。やがて、セザール・リッツというホテル経営の革命児と出会
うことで黄金コンビが誕生。二人はロンドンのサヴォイで大きな成
功を収め、新たにパリのリッツで、時代の常識を超えた水準の高級
ホテルを生み出します。特に驚くべきは、エスコフィエのマネジメ
ント能力。「最高級ホテルの厨房はかくあるべし」それまでの基準
を革命的に変革し、現代に通じる高い基準を打ち出します。彼ほど
の傑出した組織力の持ち主ならば、2011年の今日でも、世界の一流
ホテルから「総料理長に」というオファーが引きも切らないことで
しょう。

エスコフィエの時代は、ヨーロッパ中に、王様や大公様、公爵や伯
爵なんて人たちが数えきれないほど存在していた時代です。この贅
沢に飽きるほど我がままな舌の持ち主たちを満足させるのは至難の
業。しかし、彼はこれを可能にします。そして「ピーチ・メルバ」
に代表されるように、貴族からオペラ歌手まで顧客一人一人の好み
を知り尽くしたうえで、「人を喜ばせたい、驚かせたい」一心で、
新しい料理を生み出すインテリジェンスも印象的。

私が子供の頃から家にあった一冊の小さな本。母が「レペルトワー
ル」と呼んでいた、全240ページの小さな書物。ABC順に料理用語と
料理法が小さな字でぎっしりと書かれた一種の料理辞典です。実は
この一冊、エスコフィエが1902年に出した、5,000という数の料理
を集大成した有名な料理書の縮約版だったと、今回初めて知りまし
た。出版後百年を経ていまだに頼りにされ続ける料理書の執筆は、
彼の驚くべき人生の、ほんのひとコマに過ぎません。エスコフィエ
の人生を知ることは、深みのある人生の生き方を知ることに通じ
る。いま心から、そう感じています。

■■■■■■■
 大原千晴 
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 英国骨董おおはら  www.ohara999.com
 〒107-0062 東京都港区南青山4−26−8
 電話:03-3409-8506

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大原千晴先生の不定期連載「銀のつぶやき」
第118回「男エスコフィエの魅力」はこちらのページからもごらんいただけます。




■単発クラス■
<パーティの歴史 Vol.18「世界屈指の高級ホテル『リッツ・パリ』 天才料理人誕生のひみつ」 >
講師:大原千晴

■日時 5/29(日) 11時〜13時半
■会場 帝国ホテル東京 「ラ ブラッスリー」東京都千代田区内幸町1-1-1 http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/

→詳しくはこちら

■お申込み・お問合せ
カルチャーサロン「プティ・セナクル」
http://www.antiqueeducation.com/



JUGEMテーマ:PARIS

<パーティの歴史 Vol.18「世界屈指の高級ホテル『リッツ・パリ』 天才料理人誕生のひみつ」 >

JUGEMテーマ:グルメ

■単発クラス■
パーティの歴史 Vol.18
「世界屈指の高級ホテル『リッツ・パリ』 天才料理人誕生のひみつ」

講師:大原千晴

19世紀後半、所領を離れてロンドンで過ごす英国貴族たちに、最高のサービスを提供するために出現したロンドンの高級ホテル。その代表「サヴォイ」の名声を作り上げたのが、サービス全般を担当したセザール・リッツと総料理長オーギュスト・エスコフィエです。その2人の凄腕コンビが世界万博に浮かれる花のパリに誕生させたホテル「リッツ・パリ」は、「リッツ前、リッツ後」と称され、高級ホテルの定義を根底から変えるものでした。現代フランス料理の父とも呼ばれるエスコフィエの料理と革命的なサービスのひみつを、食文化ヒストリアンの大原千晴氏の軽妙なトークとエスコフィエの孫弟子、故村上信夫シェフの伝統を受け継ぐ帝国ホテルの特別メニューとともにお楽しみ頂きます。


■日時 5/29(日) 11時〜13時半
■会場 帝国ホテル東京 「ラ ブラッスリー」東京都千代田区内幸町1-1-1 http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/
■定員 30名
■単発の受講料:10,000円 or チケット2枚+2,000円
■フランス料理フルコース代込み
■どなたでも受講いただけます。

詳しいお申込手順はこちら
http://www.antiqueeducation.com/tejun.html


大原千晴(おおはら ちはる)
「英国骨董おおはら」店主。西洋アンティーク協会会長。料理研究家の母上がイギリスに転居したのを機会に、日本と英国を行き来する生活が始まる。その過程で英国骨董に開眼し、'91年「英国骨董おおはら」を開業。1年のうち3ヶ月はイギリスを中心に、ヨーロッパの美しい銀器を探す生活を続けている。著書に「食卓のアンティークシルバー」(文化出版局)、「アンティークシルバー物語」(主婦の友社)。また、主婦の友社「Bon Chic」、大修館書店「英語教育」等でも連載中。


■お申込み・お問合せ
カルチャーサロン「プティ・セナクル」
http://www.antiqueeducation.com/


世界屈指の高級ホテル『リッツ・パリ』 天才料理人誕生のひみつ
↑クリックすると大きな画像でごらんいただけます。


グルメレクチャー パーティの歴史 vol.17

JUGEMテーマ:グルメ



ノルマンディー地方まで鉄道が敷かれ、パリ、ル・アーヴル間が6時間で行き来できるようになったのが印象派の時代ならば、フレンチ・リヴィエラまでの超特急に、各国のセレブが乗り込んだのは1930年代、アール・デコの時代。

でも、それ以前からヴィクトリア女王を代表するイギリスのお金持ちは、船でドーヴァー海峡を超えて北フランスのカレまで、そして、パリを経由してマントンまで72時間もの時間をかけて、太陽と青い海を求めて避寒地、マントンまで出かけたのだといいます。 それほどに、南仏の海、いわばコートダジュール(紺碧の海岸)がすばらしかったのか、イギリスのどんよりとした冬が酷かったのかは分かりませんが・・・。 そして、それを追かけて、今度はアメリカの鉄道王たちがかの地を訪れ世界中に知らしめたのです
 
「実は、コートダジュールのバカンスに火をつけたのは、外国人だった!」
 
これって、どこかで聞いた話じゃありませんか?
そう、南仏プロヴァンスを現在のように有名にした作家、ピーター・メールもイギリス人だったわけで。それまでプロヴァンスの良さは、そこに住む人々の意識のなかにはなかった。あの本のヒットのおかげで、パリジャンが乗り込んでソレヤードいった現地に昔からある工芸品をとりあげて価値を高め、プロヴァンススタイルのホテルを造ったのですから。 「灯台下暗し」とは、よく言ったもの。 どんなにすばらしいものだって、日常になるとその良さを感じない。 どんなにすばらしい人だって、あまり近づきすぎるといるのが当然になってありがたみが感じない・・・。 というわけで、セレブの避寒地、コートダジュールは外国人によって火がつき、19世紀後半から現在に至まで未だに人気なのです。

それにしても、30年代のお洒落さんたちのスポーツウエアやカジュアルな装いは、今でも十分通じるものですね。写真をみてびっくりです。 いつもながら、当時の様子を克明に語る大原千晴先生のお話に引き込まれ、上野万梨子先生のお洒落なお料理に舌鼓を打つ、すてきな時間が過ごせました。



生徒のみなさんも楽しそうでした。この様子は、3月売りの主婦の友社「ボン・シック」に掲載されますので、ご覧くださいね。

ちなみに、上野先生のメニューは以下の通り。


 「シャネル、ピカソ、コクトー…トラン・ブルーの時代 夢のリヴィエラの食卓」
講師:大原千晴 協力:ギャラリーリブレ 上野万梨子

メニュー




グレープフルーツとペルノーのカクテル



グージェール
...バターのかわりにオリーブオイルで作るシュー生地で




ブランダードのグラチネ
...グリーンオリーブとカシューナッツのマリネを添えて

サーディンのタルティーヌ
...ドライトマトとハーブ風味の炒めパン粉と共に

ピサラディエール風タルティーヌ
...レーズンと黒オリーブを加えた炒めタマネギ

アイヨリソースのウッフマヨネーズ
...カリフラワーのピクルスとアンチョビを添えて





オリーブオイルとドライパイナップルの焼き菓子
...カモミールの香りで



また、食後のハーブティーもとてもすっきりして美味しかったです!
両先生、どうも、おつかれさまでした!







フラワーデザイナー&パーソナルスタイリスト熊谷貴美子さん(ラフィデ)がこの講座のようすをブログでご紹介くださいました。ぜひご覧ください!

トラン・ブルーとルイ・ヴィトンのトランクの関係

 2月に予定されているプティ・セナクルの修学旅行。今回の目的は、アール・デコ時代のセレブリティーのバカンスをたどるといういうこと。
リヴィエラ地方への旅に行く前に、まずは、パリで当時の知識を肥やします。

ちょうど、今、パリ市歴史博物館「カルナヴァレ」で開催中の「ルイ・ヴィトンのトランク」展は、当時の様子を知るのに好都合な展覧会です。
パリのお友達、みゆきちゃんがいち早く脚を運び、カタログを持ってきてくれたのでページをめくって心だけでも南仏に飛びたい・・・。

それにしても、当時のお金持ちは、ティーを楽しむためだけのために、ヴィトンのトランクを作らせたり、女優さんのコーラ・ラパルスリーはヴァニティーケースを、指揮者のレオポルド・ストコヴスキはちょっとした事務机になるケースをと、贅の限りを尽くしたものをオーダーしているのがすごい。そして、そんな要望にすべて答えるかのように、細かな部分も配慮したものをつくるヴィトンもすごいですね〜。

雑誌で、つい最近歌舞伎の團十朗さんが、愛息子の海老像さんのために、どこでも役作りの化粧ができる鏡台を作らせたことが掲載されていました。中が真っ赤でとってもすてきな鏡台。そのすぐ跡にあの事件ですから・・・。なんとも、かわいそうなお父さん。

ルイ・ヴィトンは、そうしたすばらしいものをどこより早くその当時の交通手段にあわせて作ったのです。
人々の交通手段が馬車から鉄道に移行する時代。
最も早くは、地中海鉄道PLMがパリからマントンに敷かれた1876年。夕方にパリを出ると翌日の昼には、太陽いっぱいのリヴィエラに到着するこの列車は、寒い冬を過ごす北ヨーロッパの人々の憧れだったようです。

1922年に黄金期を迎える避寒地、リヴィエラに向けて、紺碧の海と空を求めて走るトラン・ブルー。
この寝台車のベッドの下にぴったり合うような大きさに作られたヴィトンのトランクは、そうしたバカンスに出かけることのできる人々だけに許されたステータスだったのでしょうね。

さてさて、そんなバカンスの様子。2/5の大原先生のレクチャーが楽しみです!

VOYAGE EN CAPITAL  Louis Vuitton &Paris
~2/27
www.carnavalet.paris.fr



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Petit CENACLE
「プティ・セナクル」「石澤季里アンティーク・エデュケーション」では毎回その道の専門家を迎え、経験豊かで探究心旺盛な都会の大人たちの欲求を満たす、個性溢れるカルチャーサロンを主催しています。
www.antiqueeducation.com
プティ・セナクルの旅カルチャーコース

2016/11/19〜11/26
旅して学ぶ貴族の暮らし「パリ、ヴェルサイユ、ロワール地方で18世紀のシャトーライフを体験 マリー・アントワネットの幸せ人生を辿る旅」の詳細はこちら


プティ・セナクルの本
2012年6月8日発売

「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里
プティ・セナクルへのリンク
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監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴
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