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  • 2017.02.20 Monday
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映画「ダイアナ・ヴリーランド〜伝説のファッショニスタ」

 オードリー・ヘップバーンの映画「パリの恋人」はご覧になりましたか?
当時の明るくポップなファッション、そして、パリの町並みが美しい映画でした。

その映画のなかで、オードリー扮する田舎娘の魅力を発掘し、彼女を一躍有名なファッション・モデルに仕立てあげていく凄腕編集長のモデルになったのが、当時、時代の先端をいくファッション雑誌「ハーパス・バザー」の編集者だったダイアナ・ヴリーランドです。



パリをこよなく愛し、シャネルの服を美しく着こなしていた一人の主婦が、ある夜会で「ハーパス・バザー」の編集長カールメル・スノウの目にとまりました。
「経験がない」と躊躇するダイアナ・ヴリーランドに彼女は「何故やらないの?だって、あなた着こなしが上手よ」と背中を押したといいます。
それがきっかけでファッション雑誌の世界に脚を踏み入れたダイアナは「WHY DON’T YOU?」というコラムをもち、奇想天外でクリエーティブなアイデアを連載しはじめるのです。

「大好きなことを続けていたから辛いことはひとつもなかったと語る」ダイアナの仕事に対する厳しさはそうとうなものだったようです。
でも、それによって写真家、リチャード・アヴェドンやデビット・ベイリーは「より良いものを造る才能」を発揮し、ツイギー、バーブラ・ストライザンド、等は欠点とされていた個性で花開かせたのでしょう。

マノロ・ブラニクに「靴のデザイン」を勧め、まだ駆け出しだったイヴ・サンローランやダイアナ・フォン・ヴェーゼンベルグを見出し、ミニスカート、ビキニ、ブルージーンズの流行をいち早く察知したダイアナ。ジャクリーヌ・ケネディーが大統領就任式の日のドレスについて相談したのも彼女だったのです。
晩年は、METの衣装研究所の顧問になった彼女は「バレンシアガ展」「18世紀コスチューム展」他、今人気のファッション展のベースを創りました。彼女が催す展覧会の内覧会には、まるでNYのクラブシーンのように当時のスターが脚を運んだそうです。

雑誌の製作のためにかかる費用には糸目はつけなかったそうですから、現在とはスケールの桁が違ったんでしょう。でも、ある程度のお金をかけないとよいものは作れない。それは、雑誌でも人間でもそうですよね・・・・。工夫はいいことだけど、それだけでは知れない良さというのもあるからね。彼女が日本の雪国を舞台に2メートルちかい相撲とりとモデルのポエティックなファッション写真で構成した「ヴォーグ」は、日本の美しさを再確認させるすばらしい誌面でした。


さほど美しくもなく、桁違いの金持ちでもなかった彼女が、スキャパリスなどのファッショナブルな服を纏い自らの夢にむかって驀進する姿は気持ちがよいです。

「スタイルこそすべて。まさに生き方。スタイルなしじゃ価値がない」
「新しい服を着るだけではダメ。その服でいかに生きるかなの」
「いい人生は1つだけ。自ら望み、自ら創る」
素敵な名言を残したダイアナ・ヴリーランド。

どうですか?ちょっと観てみたくなる映画でしょ。

現在、渋谷・シネマライズで公開中です。
www.chinemarise.com




■単発クラス■
<カフェ・ソサエティー
『シュール・レアリズムのデザイナー、スキャパレリの素顔』>

講師:堀清英

マ ン・レイやダリの親友でシャネルの天敵。また、コクトーやべラールとのコラボでも有名なアール・デコ時代の奇才のファッションデザイナー、スキャパレリ。 NYのメトロポリタン・ミュージアムで「スキャパレリ+プラダ」展が開催され、再注目されているデザイナーの華やかな交友関係とそこで生み出された奇想天 外な創作の数々についてファッション史に詳しい講師が愉しく語ります。

■日時 2/1(金) 19時〜20時半
■会場 経堂教室
■単発の受講料 4,000円
■どなたでも受講いただけます。

詳しいお申込手順はこちら
http://www.antiqueeducation.com/tejun.html


■お申込み・お問合せ
カルチャーサロン「プティ・セナクル」
http://www.antiqueeducation.com/




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