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赤ずきん

 本屋は大好き。でも、寒くて出かけるのもおっくう。そんなわけでアマゾンを利用することが多くなった。
最近買ったのが、この「赤ずきん」。

スカ生まれのスカ育ち。酒場で働き、車に箱乗りなんでしちゃう、ちょっと蓮っ葉な物言いの赤ずきんが主人公。自分とおなじ匂いのするジローに恋して、彼が居なくなっちゃっても、またいつか帰ってくると信じてる。

どちらかといえば、優等生で生きてきた私も、思春期のときはなんだか周りとフィットしないことに苛立ったり、悩んだりしたことがあった。
そんなときに、何かのきっかけで不良になってしまう子も多いんだろうな。

自分自身としっかり向き合うのはいくつになってもしんどい。でも、その山を越えるとまた、一回り人間が大きくなる気がするもの。

児童文学ではなく、それよりちょっと上の思春期世代が読むと
深く共感できそうな、そんな本でした。




以前、パリにある「マーグ財団」のブティックで赤ずきんとオオカミ、森、おばあさんを色違いの点で表現して1冊の本にまとめた「赤ずきん」を購入したことがある。
森のシーンはグリーン、おおかみに食べられるところは黒と、色で場面を表現するとってもハイセンスな「赤ずきん」。

「赤ずきん」って人の創造力をかき立てる物語なのね、きっと。

赤ずきん
文・いしいしんじ 絵・ほりよりこ
フェリシモ出版




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