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<レポート>パーティの歴史シリーズvol.6「イザベラ・デステの食卓」

15世級中頃から16世紀にかけて、モントヴァ侯夫人だったイザベラ・デステ、ってご存知ですか?そう、イタリア、コモ湖の超高級ホテル、ヴィラ・デステのデステですよ。なかにはグロッタという、グロテスクな洞窟があったり、なかなか面白いホテルでしたよ。
それはさておき、ルネッサンス期のイタリアが、イスラムやアジアの文化がヴェニスを通って入ってきて、どこよりも進んでいたことはよく知られている事です。彼女は、そんなルネッサンス期のトレンドセッターで、「lady of taste」とよばれた女性です。当時の宮廷人にとっては、彼女のファッション、芸術の趣味他、一挙一動が皆の憧れの対象で、その贅の極みを尽くした生活は類をみないものだったそうです。
一説ではレオナルド・ダヴィンチのモナリザのモデルにもなったとも言われていて、実際彼に肖像画を描いてもらい、それが白黒のデッサンだったので、がっかりしたという逸話が残っています。
今回6回目を迎えたアンティーク・エデュケーションのグルメカルチャー「パーティの歴史」シリーズのテーマがこのイザベラだったのです。
会場は前回に引き続き、青山のフレンチレストラン、ブノワにて開催されました。
とにかく、ここのマッシモシェフが素晴らしい方なのですよ!
打ち合わせて大原先生が「えーっと、資料ではその当時は子牛、ラビオリ、ほうれん草、アーティチョーク、枝豆、なす、ういきょう、あと、トルコから独特のうりが入ってきてたようですね」と話すと、メートル・ドテルの北原さんがすかさず「それ、ぼくの故郷にもありますが、そうめんうりのことですね」と一言。
当日は、大原先生のお話のあと、マッシモさんが研究に研究を重ねて創作された特別メニューが供されるというわけです。当時は甘いということが、最高の贅沢だったので、甘みのある料理が多かったそうです。なので、当日のメニューには、なすは茶碗蒸し風のドルチェ・フォルテのソースに、また、うりはアニョリーニというラビオリの一種に、また、子牛のほほ肉はとろけるような赤ワイン煮に変身して登場しました。
この日だけはブノワもイタリアンをサービス。そんな贅沢も許されてしまうのがこの、「パーティの歴史」シリーズなのです。
それにしても、マッシモさんのクリエイティビリティな才能には驚かされるばかりです。その料理もおいしいだけでなくとってもエレガント。ラビオリなんて、今まで食べた3つ星イタリアンもしのぐほど、最高の部類に入るとおもいましたよ!
当時の食宴では、家来の中でも最高位の人だけがサービスにあたったそうですが、ブノワノそつのないサービスのクオリティはまさにそのレベル。とにかく、インテリアから料理、そして食卓でかわされる知的な会話までルネッサンスを彷彿させるものでした。
パーティでは様々な演出はもちろん、そこに集うお客様のレベルの高さも物語っていると思います。だって、このクラス、ほとんどが御料理研究家、レーブルセッティングの先生なんですもの。もちろん職業だけでなく、好奇心旺盛で、食べる事が大好きな皆様が会を盛り上げてくださるのですよね。大原先生のお話しも会を重ねるたびに充実してきて、きっといつか本にまとめるのも夢じゃない。スタップ一同、たのしみながら開催している講座なのです。
ああ、こんな講座がもっともっと増えるといいのになあ。コレ、主催者の本音です・・・。

BENOIT
渋谷区神宮前5−51−8 ラ・ポルト青山10階
電話03−5468−0881
http://www.benoit-tokyo.com




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「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里
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