<< フードフランス at  ブノワ 〜 アラン・デュカス | main | さすが、とんちの一休さん >>

スポンサーサイト

  • 2017.02.20 Monday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


シャネル&ストラヴィンスキー

今学期の「フレンチ・マダムの作り方」。お題は昨年から映画など話題のシャネル。すでに、多摩美でも札幌でも、いろいろな角度からお話をしていますが、今回は総編集ということで、3回にわたって、シャネル・スタイル、音楽、そしてホテルライフと総合的にお話してみようとおもっています。

そんなわけで、「シャネル」を扱った映画の3作目、「シャネルとストラヴィンスキー」を観てきました。
シャーリー・マクレーンのシャネルは晩年を描いたもの、オードリー・トトーは「シャネル」以前のシャネルを描いたものでしたが、3作目は、彼女が最も脂がのっている、1920年あたりの日々を描いているもの。
時代はアールデコの大きな影響を及ぼした「ロシア・バレー」全盛期。
映画は、ダンサーとしても有能で、両性具有的な魅力を備えたニジンスキーの振り付けの前衛的な踊りに合わせたストラヴィンスキーの躍動感溢れるリズムの「春の祭典」がテアトル・ド・シャンゼリゼで発表されるシーンから始まります。
このスペクタクルが「素晴らしいものなのか」反対に、「全く価値のないものなのか」?
観客からはヤジが飛び、途中で劇場を去るお客もいるほど、初演は大きな波紋をよびます。
それもそのはず、今聴いても、ストラヴィンスキーのこの音楽は解りにくい。
それが1920年、今から100年近く前に発表されたというのだから、これを受け入れるかどうかはさぞ、難しかったでしょうね。
とにかく、ニジンスキーの御師匠さん、ロシアバレーの興行師、ディアギレフはコクトーにも「わたしを驚かせてみろ!」とけしかけたらしいですから、新たな芸術を誕生させることに余念がなかったのでしょうね。

1913年、賛否両論だった「春の祭典」は、最終的にはそれから7年後の1920年に、シャネルが30万フラン援助したことによって再演を果たし、アール・デコという時代の気運に乗って世に認められました。

それにしても、この映画、アンヌ・モーグレのシャネルが格好良すぎです!歩いているだけでカッコいい。カール・ラガーフェルドも彼女には惚れ込んでいて、映画のなかで使われるドレスを自らデザインしたそうです。
そんなわけで、登場するドレスも、全部、今着たいと思わせるものばかりです。

ところで、ストラヴィンスキーは、本当に生卵を飲んで腕立て伏せしていたでしょうか?
まあ、寝ないで創作に打ち込むには並大抵の体力では無理だとおもいますがねえ・・・。

それにしても、このお二人、公私ともにタフだったのでしょう。パートナーは補い合うのが一番とはいいますが、人間は、まったく違う者には惹かれないし、ね。
それに、シャネルにとっての恋愛は「芸の肥やし」そのものなのです。
ここんとこポイントですよ!!皆さん、是非、このポジティブシンキング、見習いましょうね。

2/3のクラスでは、シャネルのNo.5が生まれるまでの経緯もお話したいです。また、彼女が何故、ストラヴィンスキーから離れたのか?といった大人お話も皆さんとディスカッションしたいとおもっています。


映画「シャネル&ストラヴィンスキー」
www.chanel-movie.com


カルチャーサロン「プティ・セナクル」の単発クラス
「フレンチ・マダムの作り方」


1/23(土)、2/3(水)「“真珠”“ブラックドレス”“香水”−シャネルの創ったパリ・スタイル」
2/27(土)、3/3(水)「ストラヴィンスキーとシャネル−ベル・エポックの音楽家たち」
3/24(水)、3/27(土)「ホテル・リッツとパリのホテル−シャネルが愛した18世紀貴族のインテリア」

スポンサーサイト

  • 2017.02.20 Monday
  • -
  • 11:24
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
Petit CENACLE
「プティ・セナクル」「石澤季里アンティーク・エデュケーション」では毎回その道の専門家を迎え、経験豊かで探究心旺盛な都会の大人たちの欲求を満たす、個性溢れるカルチャーサロンを主催しています。
www.antiqueeducation.com
プティ・セナクルの旅カルチャーコース

2016/11/19〜11/26
旅して学ぶ貴族の暮らし「パリ、ヴェルサイユ、ロワール地方で18世紀のシャトーライフを体験 マリー・アントワネットの幸せ人生を辿る旅」の詳細はこちら


プティ・セナクルの本
2012年6月8日発売

「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里
プティ・セナクルへのリンク
selected entries
categories
archives
recommend
パリ&パリから行く アンティーク・マーケット散歩 (FIGARO BOOKS)
パリ&パリから行く アンティーク・マーケット散歩 (FIGARO BOOKS) (JUGEMレビュー »)
石澤季里
2012年6月発売

掘り出し物に出合えるマーケットや蚤の市はヨーロッパ旅行の大きな醍醐味。せっかくパリまで行くのなら、近郊の個性派マーケットもめぐってみよう。定番のクリニャンクールからブルゴーニュのアットホームな大市、さらにブリュッセルやアムステルダムのマーケットも。
街歩きを楽しみたいアンティーク・ストリートも厳選して紹介。
recommend
これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝―なぜ生まれ、どう使われてきたのか (-)
これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝―なぜ生まれ、どう使われてきたのか (-) (JUGEMレビュー »)
植田 裕子,石澤 季里,プティセナクル
2012年6月発売

監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴
西洋アンティークのプロが語る、今ひそかにブームになっているわかりやすい入門書。ホームズやアリスがいたころのヴィクトリア朝の家具・食器・時計について全くの初心者の方でもわかりやすく、そして面白く解説した初めての本です。
recommend
パリ 魅惑のアンティーク (madame FIGARO BOOKS)
パリ 魅惑のアンティーク (madame FIGARO BOOKS) (JUGEMレビュー »)
石澤季里
2009年10月発売
大好きなパリの街で、自分だけの“とっておき”を見つけよう。あこがれのエルメス・ヴィンテージから、気軽に買えるキッチン用品や文房具、さらにアンティークなビストロやホテルまで、個性溢れる“古きよき物たち”に会いにいこう。全36ショップを紹介。
recommend
recommend
recommend
recommend
recommend
profile
links

PearlyBLOG



la note


ヨーロッパスローライフ −インテリア自由気儘空間−
search this site.
recent comment
recent trackback
sponsored links
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM