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こどもとファッション〜小さい人たちへの眼差し

JUGEMテーマ:ファッション

 

今年の夏は、どうも、子供と母にスポットを当てた展覧会が多いようです。

そのひとつに、今、東京都庭園美術館で開催中の「こどもとファッション〜小さい人たちへの眼差し」があります。

プティ・セナクルでは、数年まえに教師陣が一同を会して手がけた「謎解きアンティーク」という著書がありますが、

ここでも盛んに語られたのは、「ビクトリア時代に初めてこどもに注目が集まり、彼らのための雑貨小物、ファッショングッズが生まれた」ということ。それまでは、こどもは単なる小さな大人でしかなく、生まれたてでもゆりかごに寝かされるときはテーブでがんじがらめ。そして、男の子は死神にさらわれると幼い自分は女の子のカッコをさせられていました。

そうした様子は、モネやルノワールの描く男の子の絵によく現れています。

 

この辺りの時代背景は、8月27日の木本玲子先生の講座「母娘のアンティーク」を受講くだされば十二分に解説してくださるはず。

 

というわけで、昔は子供のファッションは大人用となんら変わりなく、幼少期から女の子はコルセットを身につけ、お母さんのコピーのような重くデコラティブなドレスを纏っていたわけです。

それが子供の成長を妨げると誰もいいださなかったのですね!それこそが不思議。

 

そんななかで、18世紀末のchemiseドレスは子供から流行し、それが飛び火して大人の流行になったというものです。

子供服がやっと子供らしく、そして、日の目を浴びるのは19世紀後半になってからのこと。

この当時、英国・リバティー社では、マザーグースで有名なイラスト画家、ケイト・グレナウェイデザインの子供服が大当たりするのです。

 

そうして、子供服の変遷、あまり知ることのない子供服のパーツからファッションプレートまで、珍しい作品が目白押しです。

 

20世紀のポール・ポワレやランバンの子供服は着てみたいと思わせるものも多かったです。

写真のリネンドレスやニットの上下は、日本にもこんなカッコの子供がいたんだという事実を改めて知らせてくれます。

 

なかなかない、子供服の展覧会。会期は8月31日まで。

木本先生のレクチャー同様、お見逃しなく。

 

こどものファッション〜小さな人への眼差し

東京都庭園美術館

http://www.teien-art-museum.ne.jp


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