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2015年修学旅行vol.4

JUGEMテーマ:日記・一般

私がまだ、パリに暮らしていた1990年代初頭。年に数度、コート・ダジュールを特集する取材・執筆の機会がありました。
当時の私は、時折帰国時に体験するバブルの日本に辟易し、
コート・ダジュールのスノッブさを否定しながら、プロヴァンス地方の素朴な風情を絶賛する原稿を書いていました。

でも、歳を重ねるごとに、コート・ダジュール全体に漂う、打ち上げ花火のようなスノッブな遊びを覚えたのです。
お洒落をし、時折羽目を外し、イノセントに振る舞うスノビズム。
大人だからこそ解る、この遊び。
今では、プロヴァンス的なBOBO(自然である事にお金をかける、解り難い贅沢ともいえる/石澤談)なスノッブさもどちらも楽しめる年齢と経験を重ねたと自負しています。

さて、今回修学旅行で訪れたニースのプロムナード・アングレは、2014年のユネスコの世界遺産に登録されました。
その名も、「イギリス人散歩道」。これを記念して、10/4まで
ニースの13の美術館とギャラリーで14の展覧会が開催されています。


マチスに関して言えば、彼がニースにたどり着いた当初は季節がまだ早く、紺碧の青い海はなかなか見ることができず、それまで過ごした事のある大西洋のブルターニュの冷たい北の海を思わせる天気だったようです。それが、ある季節を境に、部屋は一面、青い空、青い海に反射する強烈な日射しに溢れ、いつしか室内にいても屋外と接して暮らしているような自然と触れ合う感覚が漂うようになったのだとか・・・。
すでに、スペインに近いコリオールで野性派=フォービズムという技法を編み出していた画家は、
青い光に照らされた様々なオブジェをヴィヴィッドな色合いで描いていきます。
これが、1920年代初頭に、彼がニースで描いた絵画なのです。


当時のニースはすでに多くの外国人によってにぎわい、
1917年にエドワード・ジャン・ニールマンとエッフェルの設計によって築かれたホテル・ネグレスコが絶世期を迎えています。
また、ネグレスコのほぼ向かいにあった海に浮かぶカジノが老朽化によって取り壊され、新たにプロムナード・アングレに新カジノがオープンしました。

今でも、創設者、アンリ・ネグレスコのすばらしいコレクションがその発展を忍ばせるネグレスコ・ホテル。
今でも2つ星の「シャンテクレール」はコートダジュールを代表するレストランです。

翌日は、ニースからキャップ・フェラを抜けてモナコのエルミタージュホテル「ヴィズタマール」へ。
モナコの涼やかな風を受けながらの料理は、各種ズッキーニやトマトなど、この地の名産品の旨味を引き出すように考えられた料理。こんな風に、さも極自然に、美味しい料理を供することのできるシェフはすばらしいですね。
グレース・ケリーも大好きだったというシェフの料理。



今回は、ここ「ヴィズダマール」、そして、ローズガーデン、レディ・キャロリーヌことハンバーリー伯爵夫人の庭、そして、ジェノヴァの宮殿と映画「グレース・オブ・モナコ」のロケ地をあちこち体験しました。


昨晩改めて映画を見ると、見覚えある風景が満載なのに大感激。旅は、まだまだ前半。これから益々もりあがります。




 

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