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山口小夜子「未来を着る人」@東京都現代美術館

JUGEMテーマ:ファッション

東京都現代美術館で開催中の「山口小夜子」の展覧会に行って来ました。

その昔、日曜日の夜に毎回楽しみにしていたセルジュ・ルタンスがプロデュースした資生堂のCM。
懐かしくて、エキゾティックなその魅力を改めてとっても新しく感じました。
オリンピックを控えてジャパンブームの今、80年代から90年代、日本が上々していった時代に作られた
CMのそのクオリティーの高さに感激。
やっぱり、お金かけた時代は違うよね。クリエーター、その他、携わる人々の感性がすべてがのびのびしているもの。

その時代を駆け抜けるように、パリコレ、スチール、CMと大活躍した山口小夜子のその妖艶な魅力にフューチャーした展覧会です。大御所、沢渡さんの写真など、懐かしい写真もたくさんありましたよ。
また、今だからこそできる最新技術を駆使した展示方法も見応えがあります。

もともとファッションデザイナーを目指して杉野服飾学院に通っていた小夜子さんは、友人のコレクションのモデルをしたことでモデルとしてデビューします。ケンゾー、寛斎、コシノジュンコ、森英恵、コムデギャルソン、他、日本人デザイナーが続々パリでデヴューしたその時代に、アジアを代表するファッションモデルとして脚光を浴びたのも彼女でした。
ダンス、歌、語り、そしてデザインと、彼女自身も多才なアーティストだからこそ、時代の寵児たちの感性をモデルとして上手に表現できたのだと思います。

とはいえ、人形嫌いの私にとって、彼女が愛してコレクションした人形はちょっと怖かった。
そして、見ているうちに、人形に通じる彼女の無表情さ、そして、だからこそ様々な表現方法に対応できるその摩訶不思議な怪しい魅力と迫力にぞくっとさせられました。
スチールはもとより、様々な方法でパフォーマンスした小夜子さんの多才さには脱帽。

2007年に肺炎で亡くなった、時代を駆け抜けたファッションモデル、山口小夜子の魅力満載の展覧会です。

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/sayokoyamaguchi.html
 




 

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