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  • 2017.02.20 Monday
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グルメレクチャー「18世紀 英国貴族のグランドツアー」

JUGEMテーマ:イギリス

昨日は、大原先生のグルメレクチャー。
今回のテーマは「18世紀 英国貴族のグランドツアー」でした。



当時の、大金持ちのイギリス人達が、パリ、ベニス、フィレンツエ、ナポリを2年も3年もかけて廻って
見聞を広めて帰って来たというお話。
その影響は、18世紀から19世紀にかけてのイギリス文化に大いに影響を与えました。

ウエッジウッドのジャスパーウエアに代表される、古代ギリシア・ローマの文化がいち早くイギリスで花開いたのもその影響ですし、お金持ちと一緒に旅した建築家、ロバート・アダムなどが当時の建築にかの地のスタイルを反映させたことで
イギリスには、新古典主義の流行が幅広く広まったのです。

グランドツアーに出かけたのは、男性だけではありませんでした。
頭脳明晰なミセス・エリザベス・モンタギューは、石炭王の奥方でしたが
彼女はグランドツアーから戻った後、サロンを開き、新しい考えをもつ前衛的な女性のソサエティーを築き上げました。

一方で、「妻をグランドツアーに行かせると破産する」と言われる程、ヨーロッパの最新流行のファッションにかぶれて散財する女性も多かったのだとか。また、彼女達の流行が下々の人々にまで浸透し、イギリス女性がファッショナブルになったのも事実なのです。
そうした「エレガントな流行」は、女性だけでなく、男性のマナーにも浸透しました。
女性の手の甲にキスする習慣、そんな伊達男が増えて、「堕落した優男」と眉をひそめる紳士も多かったのだとか、、、。

肝心の料理は、バターなどの乳製品はともかく、
田舎っぽい料理が多いと不評だったそうですが、
さすが、次世代のフランス料理界を担うと話題の、アニュの下野シェフの手にかかると
そんな料理がこんなにも洗練して美味しくなるのかと、目と舌を疑いました。
以下が昨日のメニュー。下線部分がグランドツアーで貴族達が食べた食材です。









 
*ほうれん草のフリット 大地の香り
*ジャガイモの黒トリュフの温かいサラダ 卵黄(北海道のトップラン)添え
*キジと栗のヴェルーテ
*本日の鮮魚 ブールブランソース
*島根産イノシシラグー
*ムース・オ・ショコラ
*食後の飲み物と塩キャラメル、ライムのマシュマロ

先生のお話はまだまだ続く。次回5/30(日)は、19世紀、ヴィクトリア女王が愛してやまなかったリヴィエラ地方の太陽と食のお話です。暗いロンドンを離れてはるばる30時間もかけて南に出かけて貴族達のお話を料理を御楽しみいただいます。
こちらお乞うご期待です。

レストラン・アニュ
http://www.restaurant-anu.com/jp/index.html



 

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