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東京都庭園美術館リニューアルオープン

JUGEMテーマ:アート・デザイン

3年間の改築作業を終え、土曜日にリニューアルオープンした目黒の東京都庭園美術館。
一日早いオープニングレセプションに伺いました。会場は、この日を待ちに待っていた多くのファンや関係者によって大にぎわい。かつて会議室として用いられた場所には、現代アートにも対応する天井の高いホワイトキューブの箱が生まれ新たな魅力を放っていました。



1933年に朝香宮邸として建てられた建物は、当時、欧州で大流行していた建築美術スタイル「アール・デコスタイル」を十二分に反映したスタイリッシュなもの。
それは、パリに修学していた朝香宮ご夫妻が、かの地でみたアールデコスタイルをいたく気に入って、内装デザインをアンリ・ラパン、そして、エントランスの香水塔やシャンデリアをラリック、また、通気口や家具を日本の匠に依頼し、その技を生かし、植物園の森のなかで宝石のように煌めくエレガントなフレンチスタイルの住空間を築きあげたのです。

朝香宮鳩彦王と允子妃は、1910年に結婚し、22年に軍事視察という目的でパリを訪れます。まるでグランドツアーのような旅は、二人の素養、教養を大きく刺激し、お二人はそこで見た最前線のアートに大きく感銘を受けました。









リニューアルオープンに際して展示されているのは、「アーチテクツ/1933/shirokane アール・デコ建築をみる」と題された改築、修復、リニューアルの細部を解説した展覧会。


そして、もうひとつの展覧会が、存在の神秘を問うアーティスト、内藤礼さんの「信の感情」です。
内藤さんの作品は、平凡な日々に忘却されがちな存在の幸福感、そして、目を凝らさないと見えない微かな存在感を内包しています。
私はといえば、ちょうど、修学旅行の準備やアテンドですべてを出し切ったところだったので、
すり減った心を、柔らかに包んでもらうと同時に、
自分の存在意味に語らいかける、そんな気持ちのよい感覚をもたらしてもらいました。

ホワイトキューブの中の作品は、見逃しそうな白のグラデーション作品「color biggning」。
また本館のあちこちには、木彫りの小人とニット帽を被ったペリカンなど、キッチュで愛らしい「ひと」たちが存在しています。


そのひとはしんじるひと ひとにむき ひととおもう
ひとにむき きぼうとおもう きぼうにむき ひととおもう きぼうにむき
きぼうとおもう                  2011年 内藤礼

自分の存在、人との出合い、そしてそこから生まれる希望に感謝。
この世に、今、存在しているもの全てに感謝・・・。作品から、そんなメッセージが伝わってきました。

ワクワクするような未来が期待できる、新たな美術館の今後に期待します。

2015年1/17〜は、アールデコ装飾のあれこれを展示する
「想像絶佳:ア=ル・デコと古典主義」が開催予定です。

アンティークの分野では、空前のブームに到達中のアールデコ装飾。
パリを旅行した方々には、
かの地でみたアールデコ装飾をもっと良く知れるすばらしい機会にもなるとおもいますよ。

 www.teien-art-museum.ne.jp






 

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