<< 修学旅行日記、狩猟の館、シャンシュヴリエ城での一日 | main | 色遊びを楽しむジアン窯陶器 >>

スポンサーサイト

  • 2017.02.20 Monday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


修学旅行日記・シャンシュヴリエ城の一日

JUGEMテーマ:フランス

シャサクール、また、ヴェネトリーと呼ばれる狩猟犬を伴って行われる騎士達の狩猟は、「犬たちの猟であり、人間は彼らを手伝うために存在」するといわれています。
また、犬の吠える声は、ここでは「犬たちの叫び声」といわれ、騎士達は、ホルンの音が意味するプロトコールとこの犬の叫び声に耳をすましながら、森のどの場所に獲物がいるのかを聞き分けるのです。

騎士達はみな、「シャサクールは、犬と一緒に行う狩りという『アート』だ」と語ります。
騎士達の馬術の腕、以前に大切なのが、動物学にともなう、犬種の選別、質の良い喉と獲物を嗅ぎ分ける嗅覚のトレーニング、そして、犬達の耐久力です。

狩猟犬の飼育をしているシャンシュヴリエ城の犬達は、皆、とても利口ですが、
なかでもチーム長の記憶に残るのが、ジュヴェロとペネロペという犬だそうです。
ジュヴェロは、どの道を辿るかチーム長が迷ったときに、いつも正しい選択をして獲物の場所に導いてくれたのだそうです。

また、何時間にわたる狩猟で、皆がへとへとなり、「もう、今日は諦めよう」と絶望しそうになったとき。
数メートル先にいる、ペネロペが諦めた様子をしなければ、必ずしや、獲物は再び姿を現し、20分後には獲物がしとめられたのだとか。誰もが、何故、姿が見えないのにチーム長が「獲物再現」の合図をするのか疑問を抱いたとしても。姿を確認しなくても、嗅覚が確認する。それほどまでに、ペネロペの鼻は優れていたのです。

だからこそ、獲物がしとめられた際の閉会式、キュレの儀式では、最後に犬達のほどこしが与えられるのです。
ちょっとした宗教儀式を思わせる、荘厳なホルンの音と止む事無い犬の叫び声が鳴り響く森のなか。

燃えるような秋の紅葉の木々に囲まれてこの儀式を見ていると、
何百年もの間、脈々と続けられてきた貴族の尊厳と格式のある行事に、
思わず頭を垂れそうになるほど感動するのです。
GRANDES DEMEURES FRANCAISES(FLAMMARION)には、お城の歴史が書かれています




 

スポンサーサイト

  • 2017.02.20 Monday
  • -
  • 16:43
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
Petit CENACLE
「プティ・セナクル」「石澤季里アンティーク・エデュケーション」では毎回その道の専門家を迎え、経験豊かで探究心旺盛な都会の大人たちの欲求を満たす、個性溢れるカルチャーサロンを主催しています。
www.antiqueeducation.com
プティ・セナクルの旅カルチャーコース

2016/11/19〜11/26
旅して学ぶ貴族の暮らし「パリ、ヴェルサイユ、ロワール地方で18世紀のシャトーライフを体験 マリー・アントワネットの幸せ人生を辿る旅」の詳細はこちら


プティ・セナクルの本
2012年6月8日発売

「これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝」(メディアパル) 監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴、文:植田裕子/石澤季里
プティ・セナクルへのリンク
selected entries
categories
archives
recommend
パリ&パリから行く アンティーク・マーケット散歩 (FIGARO BOOKS)
パリ&パリから行く アンティーク・マーケット散歩 (FIGARO BOOKS) (JUGEMレビュー »)
石澤季里
2012年6月発売

掘り出し物に出合えるマーケットや蚤の市はヨーロッパ旅行の大きな醍醐味。せっかくパリまで行くのなら、近郊の個性派マーケットもめぐってみよう。定番のクリニャンクールからブルゴーニュのアットホームな大市、さらにブリュッセルやアムステルダムのマーケットも。
街歩きを楽しみたいアンティーク・ストリートも厳選して紹介。
recommend
これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝―なぜ生まれ、どう使われてきたのか (-)
これから愉しむアンティーク ヴィクトリア朝―なぜ生まれ、どう使われてきたのか (-) (JUGEMレビュー »)
植田 裕子,石澤 季里,プティセナクル
2012年6月発売

監修:プティ・セナクル/蜷川浩史・石澤季里・大原千晴・木本玲子・中島正晴
西洋アンティークのプロが語る、今ひそかにブームになっているわかりやすい入門書。ホームズやアリスがいたころのヴィクトリア朝の家具・食器・時計について全くの初心者の方でもわかりやすく、そして面白く解説した初めての本です。
recommend
パリ 魅惑のアンティーク (madame FIGARO BOOKS)
パリ 魅惑のアンティーク (madame FIGARO BOOKS) (JUGEMレビュー »)
石澤季里
2009年10月発売
大好きなパリの街で、自分だけの“とっておき”を見つけよう。あこがれのエルメス・ヴィンテージから、気軽に買えるキッチン用品や文房具、さらにアンティークなビストロやホテルまで、個性溢れる“古きよき物たち”に会いにいこう。全36ショップを紹介。
recommend
recommend
recommend
recommend
recommend
profile
links

PearlyBLOG



la note


ヨーロッパスローライフ −インテリア自由気儘空間−
search this site.
recent comment
recent trackback
sponsored links
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM