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グルメレクチャー「憧れの貴族の社交界〜狩猟から文化サロンまで」

JUGEMテーマ:グルメ

グルメレクチャーも28回目を迎え、大原先生のトークもすでにベテランの域に達しています。
今回のテーマは、来年4月から始まる雑誌『ボン・シック』の連載のタイトルでもある「憧れの貴族の社交界〜狩猟から文化サロンまで」。これは、11月に控えたフランスへの修学旅行「旅して学ぶ貴族の暮らし」のテーマでもあります。
今回の修学旅行では、19世紀「ル・モンド」とよばれた、haute bourgoisie,grand bourgoisの流れを汲んだ文化サロン、また、ルイ14世が嫉妬したヴォー・ルヴィコント城の城主のもてなし、また、狩猟の集いとそこでのディナーを体験するというツアーになります。




レクチャーの会場は、パリ8区にあるドミニク・ブシェさんの日本初のお店です。シェフは、鴨で有名な「トゥール・ダルジャン」のシェフやホテル・クリヨンの総料理長を務めた経験のある方で、まさに、今回のテーマにぴったりの店なのです。

大原先生によりますと、フランソワ1世など、14世紀の狩猟は、半径10キロ四方にもおよぶもので、
その領地を所有する領主=貴族は、その土地の木、動物、農地、そして小作人すべてを所有していることになったのだそうです。そこを開け放して、仲間の貴族とともに行ったスポーツこそが、現代にも脈々と続くシャサ・クールなわけですね。
毎回思うのですが、「シャサ・クールのために森を開け放してくださるのよ」と、貴族達が尊敬の念を込めて口々に言っていたのは、その裏にこういう訳があったのですね。今更ながら納得です。

また、かつては熊なども射止めたそうですが、もっともエレガントでノーブルだったのが大鹿。ビザーさんやモード・フリゾンさんが所属するラリーがターゲットにしているCERFなのです。
後に、女性やちょっと女性的な男性たちがシャサ・クールを見学するようになり、ルネッサンスのイタリアで、狩猟の後に大宴会をする習慣が生まれたそうです。その名残が今に伝わっているわけですね。

ちなみに、GIBIERはとは、狩猟で射止めた動物のなかでも特に野性の鳥を意味したそうです。もとになったのは、鷹狩りなのだとか・・・・。タピスリーに描かれた鷹狩りのシーンは、アラブのそれととても似ていて、多分、発祥はアラブではないかとの推測がなされます。

また、ポンパドール夫人以降、文化サロンが発展していきますが、こちらはマダムが中心で当時の最も才能ある文学者、思想家、哲学者、また、音楽家などの芸術家が集いました。
この文化は、そのままフランス革命後のパリに伝わり、21世紀にはアメリカに流れて行きます。

そうそう、きつね狩りも今は、アメリカの上流階級が盛んに行っているそうですよ。

時代を経て、貴族文化も様変わりしているのですね。
ブロッコリーのスープ
蟹とトマトのシャルロット仕立て マンゴーとハーブのジュ
蝦夷鹿のロティ 本日の野菜 ソースヴァンルージュ柑橘フルーツとアロエのジュレ ヨーグルトのソルベ
パリジャンの小菓子

さて、次回のグルメレクチャーは、巷の流行を反映した「ダビントン・アビー」。
日時は12月7日(日)11時からです。
こちらも是非、お楽しみにね。


ドミニク・ブシェ 銀座店
www.dominique-bouchet.com/tokyo/


 

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