パリの胃袋「レアール」に1912年にオープンしたビストロ「ブノワ」は、パリに残る最後のミシュランの星をもつ老舗ビストロとして知られています。



当時のレアールのビストロといえば、夜中は観劇を終えた紳士淑女がスープ・ド・オニオンをすすり、その横で、一仕事を終えた食材業者が朝ご飯を食べるという、階級によって住み分けがきちんとされているパリにおいては珍しい人種のるつぼでした。
2005年、店は60年代から40年以上もこの店を守っていたプティさんからミシュランの星をいくつも獲得しているガストロノミーシェフ、アラン・デュカスさんの手に渡り、東京、大阪、ニューヨークにも支店がオープンし、現在でも昔ながらの懐かしいパリの味を引き継ぎサービスし続けています。

今年は100周年とあって、11月30日まで1万円の特別メニューが楽しめます。
メニューはまず、デュカスセレクトのシャンパンと兎のリエットからはじまります。
そして、香り高いトリュフのムースリーヌソテーが添えられたグリーンアスパラガス
舌平目のオーブン焼き、子羊のロースト、そしてヌガーグラッセへと続きます。
昨日そのお披露目会がありましたが、
冷たいヌガーのこってりと濃厚な風味はあと引く美味しさでしたよ。




実は、プティ・セナクルの「パーティの歴史」はこの店からはじまりました。
大原先生の授業にあわせて、歴史を紐解きその味を現代風に美味しく仕上げてくれた
初代シェフのマッシモさん、そして今や銀座の「ベージュ」のシェフになっている小島さん、そして、グラン・ハイアットで腕をふるうダビッドさん。
彼らの貢献なくして、このレクチャーは成り立たなかったといってもいいでしょう。
昨日はデュカスさんばかりでなく、香港にいるマッシモさん、ダビッドさんも揃っていて
なんだか感動ひとしおでした。
「パーティの歴史」も7/1のレクチャーで20回目。大原先生も乗りに乗っているし、さて、これを機会にまた「シーザーの歴史」あたりから再開してみるのもいいかもと思案中です。
ブノワ
http:///www.benoit-tokyo.com
















